こんにちは。ポルクス整骨院ヤスダです。
今日は高齢者に多い誤嚥性肺炎についてお伝えしていこうと思います。
肺炎は日本の死因第3位。肺炎でなくなる方のおよそ9割は75歳以上の高齢者でありそのうちの7割は誤嚥性肺炎が原因であると言われています。
喉には、肺につながる空気の通り道である気管と、胃につながる食べ物の通り道である食道があり、この二本の菅は隣接しています。
普通、食べ物を口に入れると、脳が感知して気管を閉じる指令を出し、食道側だけが開くようになるのですが、高齢になるとこの伝達がスムーズにいかなくなります。
さらに噛む力や飲み込む力が低下しているので、誤嚥が起きやすくなります。加えて声帯に隙間があるとむせやすく、これも誤嚥の原因になります。
ただ、高齢になって飲み込む力がガクンと落ちるわけではなく40代位から緩やかに衰え出すと言われています。
早いうちから予防していくことが大切です。
次回は肺炎予防の方法についてお伝えいたします♪